BAD COMMUNICATION

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雨がしとしと降る 午後3時過ぎの風景

下校途中の小学生の傘の花が開く

黄色 赤 青 いろんな色の花が家路へ急ぐ

ふと見ると その小さな花の列から離れて 少し前を傘を持たず歩いてる子がいる


おそらく 朝方は雨が降ってなかったから 持って出なかったのだろう・・・・

だけれど 傘を持っている他の子にも目もくれず 濡れながら歩いている


今日の仕事途中 車でこんな光景に遭遇したもんで

車を止めて 「乗りなよ」って声を掛けてみようかと思ったが

今ではそう簡単には言っちゃいけないんだよね


勿論、声を掛けられる側の子供たちにしても

「知らない人に話しかけられても 返事しちゃいけないよ」

そんなことを家や学校でも教わってるだろうから

良かれと思って声を掛けようとする側も躊躇し

掛けられる方も警戒心と迷惑感が交差し お互いに見て見ぬふりになってしまう


昔を振り返ると 随分おかしな世の中になってしまったものだ

こういうことが小さいうちから慣例になると

この子達が大人になったときに お互いの気持ちを察したり

困った人を助けてあげたり 人と物を分かち合ったり 果たしてできるのだろうか?

そして、大人はこれからも こんなことやってていいのだろうか?

今日の自分を振り返って ふと考えさせられた





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